/ 初めての大規模修繕 / 大規模修繕は計画的に

柔軟な対応でより良い計画を

長期修繕計画書に示される修繕時期や修繕内容は、新築時の建物の性能保証や期待耐用年数などを参考に導き出されたものであり、あくまでも目安です。
ですので、計画書通りに修繕することが必ずしも最良とはいえません。建物に大きな被害が起こってからでは遅いので、修繕計画がなくても、部分的な劣化状況がある場合には早めの修繕を行うなど、柔軟に対応できるようにしましょう。

長期修繕計画の内容

長期修繕計画は、多くは新築時に立案されるものであり、大規模修繕工事はおおむね新築時から12年後に行われるようになっています。初回の修繕工事は現状復旧工事(新築時の状況に戻す工事)が主となり、2回目以降は、それに加え共用部の改修や設備の修繕などが適宜行われるよう計画されます。

しかし、実際は思わぬ不具合が起こり追加の工事が必要になったり、費用が足りず予定していた工事ができなかったりと、計画通りに進まないのが現実です。また、劣化が少なければ、予定していた工事が必要ない場合もあるでしょう。ですから、長期修繕計画を基本に、その時々の状況に応じて柔軟に計画変更・見直しを行って、最善の修繕工事を行いましょう。

今回の修繕工事でその工事は本当に必要ですか?

今回の修繕工事で不足している工事はありませんか?

長期修繕計画の立案後から法令等の改正はありませんでしたか?

長期修繕計画の見直し

大規模修繕工事は長期修繕計画を見直す良い機会です。大規模修繕工事を終え施工した箇所はその耐用年数から今後の施工予定を見直し、今回施工を見送った箇所は現状を確認し、施工時期を決めましょう。
AK建築設計では、修繕工事全般のサポートはもちろん、長期修繕計画の見直しも行っています。大規模修繕工事を機に、計画の見直しを行いたいというマンション管理組合様はぜひご相談ください。

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