マンションの未来に選択肢を

株式会社AK建築設計 株式会社AK建築設計
・マンション大規模修繕コンサルタント

修繕設計・補助金申請・施工会社選定

この先60年を変える、修繕の設計・計画

「何を・どのように・どこまで・いくらで直すか」を明確にする設計業務は、大規模修繕の成功のカギを握る重要なステップです。

AK建築設計では、建物の調査結果や住民アンケートをもとに、長期的な視点での修繕方針を策定。「施工会社の選定」や「補助金活用」、「工事後の資金計画」まで、一貫してご提案します。

建築コンサルタントと現場作業員が打ち合わせしている様子

POINT01 工事内容と予算の最適化

同じマンションでも、選ぶ材料や工法によって、工事費や維持コストは大きく変わります。
当社では、調査結果やヒアリング内容をもとに複数の工事パターンを設計し、理事会・修繕委員会の皆さまと協議を重ねて、最終の工事内容を確定します。

  • 設計業務:工事内容及び使用材料を検討
  • 積算業務:建物各部の面積・数量の算出と概算工事費の算定
  • 予算案策定:長期修繕計画との整合性を考慮した資金計画の立案
設計プランの比較がしやすいように複数案をご用意しています!
  • 1案既存材料
    案1、既存材料のみを使用した修繕プラン。防水◯、コンクリート◯、タイル◯、塗装◯

    現状の材料のみ使用

    工事費用:2億円
  • 2案最適案
    案2、一部防水工事を省いた最適プラン。防水△、コンクリート◯、タイル◯、塗装◯

    一部防水工事除く

    工事費用:1.5億円
  • 3案グレードアップ
    案3、塗装材料をグレードアップしたプラン。防水◯、コンクリート◯、タイル◯、塗装◎

    塗装材料グレードアップ

    工事費用:2.5億円

POINT02 ロングスパン長期修繕計画のご提案

従来の「12年周期」にとらわれず、使用材料や建物の状態に応じて修繕周期を適正に設定する「ロングスパン長期修繕計画」をご提案しています。

ロングスパン長期修繕計画のメリット
  • 耐久性の高い材料を採用することで、16~18年の修繕周期を設定、60年間の長期修繕計画を作成
    ※一般的に作成される長期修繕計画は30年間
  • マンションの生涯にわたる修繕工事のコストを削減
  • 修繕積立金の将来的な収支バランスを見直し、資金計画の再構築が可能

「今」と「これから」を見据えた、納得のいく選択肢をご提示します。

一般的な修繕周期とAK建築設計のロングスパン長期修繕計画との比較図。通常の長期修繕計画は工事周期12年、工事回数5回(築12年、築24年、築36年、築48年、築60年)。AK建築設計のロングスパン長期修繕計画は工事周期16~18年、工事回数4回(築12年、築30年、築48年、築64年)。

POINT03 補助金や制度の活用を前提とした設計

耐震診断・省エネ・バリアフリー化など、補助金対象となる工事内容に合わせた設計・スケジュール・申請手続きまでトータルでサポートします。

  • 対象制度や要件の確認
  • 補助金活用に適した仕様・計画の立案
  • 書類作成や申請までサポート
補助金制度の計画立案と申請手続きをサポートする様子

POINT04 瑕疵(かし)担保責任保険への加入もサポート

国土交通省認可の「大規模修繕工事瑕疵担保責任保険」への加入もサポート。「建築士による工事検査の実施」と「保険による補修費用の保証」がセットになった制度です。
工事完了後、万が一「かし」(不具合・欠陥)が見つかった場合も、保険金を活用して補修を依頼できるため安心です。

工事の瑕疵担保責任保険加入に関する現場検査の様子

POINT05 修繕積立金の最適化と合意形成の支援

今回の修繕工事の実績と、今後必要とされる工事項目をもとに、修繕積立金が将来的に十分かどうかを検証・再設計します。

  • 総工事費から必要な積立水準を逆算
  • 国土交通省「修繕積立金ガイドライン」等と比較
  • 適正水準かどうかの診断資料を作成
  • 住民説明会の開催・総会資料の作成・合意形成まで支援

「なぜこの金額が必要なのか?」を住民の皆さまにも納得いただけるよう、プロが丁寧に説明します。

修繕積立金の診断資料を作成している様子

POINT06 施工会社の選定

施工会社の選定は、価格だけで決めてしまうと、後々の工事品質やトラブルにつながる可能性があります。
当社では、国土交通省の公共工事でも採用されている「総合評価方式」と同様の方式で、施工会社の選定を行っています。技術提案の内容・過去実績・施工体制などを含めて総合的に評価する、公平性の高い方式です。

選定された施工会社との契約成立を示す握手の様子
選定の流れ
  • step / 1公募の実施

    施工会社の規模・経営状況・実績などの基礎情報を管理組合様と共有・協議のうえで、応募条件を決定し、公募を実施します。応募条件が一部の施工会社に偏らないよう、公正な応募条件を設定しています。

  • step / 2現場説明会の開催

    見積を依頼する候補企業に対して、工事内容に関する現場説明会を実施。
    現地の状況を共有したうえで、各社に公平な条件で見積を提示していただきます。

  • step / 3見積比較・検討

    提出された見積書をもとに、価格・施工内容・技術力・会社規模などを総合的に比較。
    必要に応じてヒアリング会に進む候補企業を選定します。

  • step / 4ヒアリング会の実施

    現場担当者の能力や経験などを確認するためのヒアリング会を実施。
    その内容をふまえて、管理組合様とともに最終的な施工会社を決定します。